2010年09月23日

経済発展をもたらした世界三大事件




1つ目は、「ルネッサンス」 です。


これは大航海時代と平行するような形で、14〜16世紀に起きた、

古典古代文化の復興運動です。


その最大のポイントは、人間性の解放。


「人間は、人間らしくあるべきだ」 と言って、ギリシャ・ローマ時代の

良き伝統を復活させようとしたんです。


当時、インドやアメリカなどの新世界が広がっていく中で、人間の精神にも

自由の息吹が吹き渡り始めたわけです。


しかし、人間の解放と言っても、それを許さなかったのが、ローマカトリック

教会の教えです。


当時は、「お金儲けはいけない」 「利子をとってはいけない」 という宗教

上のしばりがたくさんあって、豊かになろうとしてもコソコソしないと

いけない状況でした。


そこで2つ目の大事件として、「宗教改革」 が起きたんです。


ルターや、カルバンが出て、経済的に繁栄することは悪いことではなく、

神の栄光を地上に現すことなのだと言ったのです。


これなら、経済的発展と宗教上の教義が矛盾することはありません。


これで、カトリックをやめてプロテスタントに改宗する人が続々と現れ、

オランダ・ベルギー・ドイツ・北欧・イギリスと広がっていきました。


その結果、どの国も経済発展していったのです。


一方、カトリックを守った国は、その後経済的には今ひとつです。

フランス・スペイン・イタリアなどは、日本から見ると、ブランドの国

のイメージがありますが、ヨーロッパ社会の中で見ると農業国です。


宗教改革のよって、ヨーロッパに信仰心に基づく豊かさの実現という力強い

うねりが生じたのですが、いくらお金儲けしようと思っても、技術が伴って

いなければ大した成果にはつながりません。


そこで起きたのが、3つ目の事件、「産業革命」 です。


ジェームス・ワットは、やかんのフタが蒸気で持ち上がるのを見て

インスピレーションを得て、蒸気を動力に応用することを考えます。


そして、蒸気機関車を発明しました。


スティーブンソンは、さらに研究を進めて蒸気機関車を走らせました。

スティーブンソンは、大学の研究者ではなくて、一介の技師です。


このような優秀な発明家が大勢で出て、近代技術が次々と生まれたのです。


「ルネッサンス」 「宗教改革」 「産業革命」 と、

3つの大事件によって、人類は一気に経済発展したわけです





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posted by 青熊 at 20:48| Comment(0) | 教科書では教えない経済史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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