
読み・書き・そろばん(計算)を義務教育でしっかりやっていれば、
国民の識字率は上がります。
国民の識字率が高いということは、
「マニュアルが読める」 ということです。
口伝えでは、情報は正確には伝わりませんが、マニュアルがあって、
全員がそれを読めれば、技術の水準は一定になります。
これは、仕事をものすごく効率的にします。
日本は明治の頃から、これを義務教育でキッチリやって
きました。
これが日本の経済力の基礎となっています。

戦後、かなりたって、「ゆとり教育」 という毒水が入って
くるまでは、この教育力で世界一といっていい仕事能力を
実現してきました。
この読み・書き・そろばん(計算)の能力を基礎として、
「考える力」 もやしなってきました。
考える力は、アイデアを生む力です。
競争相手に勝つには、同じ仕事を単に繰り返すだけではダメで、
ライバルよりも一歩抜きん出て、
世の人のニーズをいち早くつかみ、
それに応えないといけません。
新しいアイデア、
新しいサービスが勝敗を分けるわけですが、
それは考える力で決まるわけです。



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