2010年04月29日

デフレは津波、高台に登るしかない

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考えてみれば、デフレが起きるのは当たり前のことです。


東西ヨーロッパが一つになったということは、どういうことか。

東ヨーロッパの賃金は、西ヨーロッパより、はるかに安いのです。


ということは、今までドイツやフランス、イギリスでつくっていたものを

ポーランドやハンガリーに工場を移すだけでかなり安くできるようになり

ます。


さらにそこに中国が入ってきます。

中国は、東欧以上に安くできます。


すると東欧や中国でもつくれる品物を、日本やドイツ、アメリカでつくって

も、価格競争で敗れることになります。


実際、日本のタオル産業などは、低価格の中国産に押されて大打撃を受けて

います。


これはベルリンの壁で起きた津波という自然な流れであって、津波に文句を

言ってもしかたがないところがあります。


津波がきたら、高台に逃げるしかありません。


高台とは、技術で言えば、高い技術のことです。

低い技術しか持っていないと津波に呑み込まれてしまいます。


なので、高い津波がやってくるのであれば、「高い技術を身につけておき

なさい」 ということになります。


現にデフレという津波が押し寄せても、高い技術を持ち、高品質の製品を

つくっているところは全然やられていません。


中国がいくら安い繊維製品をつくっても、ルイヴィトンやシャネルやエルメ

スは、やられたりしていません。高台にあるからです。


海抜ゼロメートルにあるような、どこの国でもできるようなものしかつく

れないと津波に飲み込まれてしまいます。


ということは、国内にアルプスやヒマラヤみたいな高い山脈を抱えている国

ほど生き残れるということになります。


高い山とは、他の国では真似できないような質の高い技術を持っていると

いうことです。


そして日本は、まさに高い山脈を抱えている国なんです。





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posted by 青熊 at 05:18| Comment(0) | いつまでデフレ問題で騒ぐのか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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